これまでご縁のあった皆様やお客様から「誰そ彼」公演をいいことに、コメントをいただきました!

9月まで増えていきますので、チェックしてみてください。

今城さんの舞台は、何気ないこと、の集まりだ。

登場人物たちは、何気ないことで笑ったり、傷ついたり、すれ違ったり、盛り上がったりする。
そして私は客席で、その何気なさをへらへらと楽しんで劇場を出る。
帰り道に、急に、ガツンと、思い知らされる。
実は、その何気ないことが、人生の核を握っていて離さないということを。
その何気なかった一瞬が、生きていくうえで避けられない、辛く苦しく暗い季節から守ってくれるということを。こんなすごいことを、何気なく書いちゃう今城さんって、すごくないですか?

鈴木杏さん~


 

僕が大学生の時に「磁界」という作品に出演させてもらいました。
これは本当に事実としてあるのですが、僕は浮世企画に鍛えられました。今城さんに鍛えられました。
今城さんはとても優しいのですが、稽古場で演出する際のあの静かな圧力は忘れられません。
あの経験を経て、どの現場でも気圧されずに堂々としている事ができます。
秋本雄基は浮世企画が育てた。

~秋本雄基さん(アナログスイッチ)~


 

浮世企画たぁ洒落てらぁ。
色恋、儚い、この浮き世、憂き世と嘆くも一興だ。
この世のあれこれ網羅した「浮世」を名乗るは覚悟がいらぁ。
一度の出番で呆れてなけりゃ、また再びのお誘いを
浮世をぶらつき待ってるぜ。
「ここにある真空」出演の
「市川しんぺー」たぁ
俺の事だああ!

~市川しんぺー さん(猫のホテル)~


今城文恵こと「マギー」に出会ったのは、彼女が20歳くらいの頃だと思います。

あれから結構、時間が経ちましたね。早いね。

長く演劇をやってれば、大変なことなんかも、沢山あったと思います。

一度くらいは、やめたくなったこともあっただろうね。

けれど、僕から見る限り、マギーはぶれずに、しっかり前に進んでいる気がする。

流行りに惑わされず、決してらしさを失っていない。 

変わらない。すごくいいと思う。うらやましいとさえ思う。大変だろうけど。

そんな風にマギーを思うと、ある人の姿が重なって見えてきた。

数々の困難に見舞われながらも乗り終えて、デビュー当時と変わらない体型を維持しながら活動しているその人と。

細川ふみえさん。気づかなかった。2人は100パー同じだった。

これから、僕はマギーのことを「フーミン」と呼ぶことにします。

マギーにもお世話になったけど、フーミンにもお世話になったし。

フーミンの新作、心から応援しています。

スキスキスー

~嶋村太一さん(親族代表)~


マギーこと今城文恵についてしょっちゅう思うことは“大胆さハンパねぇ”ってことで、よくそのキャスティング実現させたなぁとか、そこまで凝ったら大赤字だぞと思うことでも、作品をつくるうえで必要だと思うことは躊躇なくアクセルを思いっきり踏んで実現させる豪胆さだと思う。

いつもそこに惚れ惚れする。そしてその豪胆さが作品そのものにそのまま反映されると思う。

~鈴木歩己さん~


今城さんとは「アイアム映画祭」(色んな監督がアイアム野田さん主演の短編映画を撮る企画ライブ)で一緒になり、その時に今城監督作品を見て、「なんか怖面白い作品書く人だなぁ」と思っていたら、その後今城さん作演の10分くらいのお芝居をやらせてもらうことになり、やっぱり怖面白い作品で。

そんな怖面白く、病的な人が登場するお芝居をもっと見たいと思っています。

~高佐一慈さん(ザ・ギース)~


浮世企画は、優しいんです。

なにか一つでも間違えれば猛烈なバッシングを受けがちな息苦しい現代の世の中で、少しばかり"浮いて"しまった居場所のない人の姿をつぶさに描くから。その姿はときどき、自分そっくりに見えることがある。

だけど簡単に救いの手を差し伸べてはくれないし、安住できる居場所を新たに与えてくれるわけでもない。

描いて描いて描きまくって、「あとは自分で考えな、どうなるもあんた次第だよ」と背中を強めに叩いてくれるだけ。だから浮世企画は、優しくも厳しいんです。

~辻本直樹さん(Nichecraft)~


キレてるんですか?今城文恵はキレてますよ。見えないでしょ。すぐには出しません。

醸造させてるんですよ怒りを。だから美酒に変えてくれます。期待しちゃうな。楽しい浮世!企画!

~埜本幸良さん(範宙遊泳)~


浮世企画10周年、こっそりおめでとうございます。

最初出会った今城さんは、かわいい木彫りの人形のような方があんなに日本酒を?!という印象でしたが秘めたる豪胆さで様々な演劇に挑み、リアルな会話で構築される駄目人間讃歌でありながら毎回その世界観に驚かされる浮世企画へと成長させてくれました。

今回の「誰そ彼」は妖怪も多数出るお芝居と聞き、小劇場の妖怪役者だと思ってた私はホゾを噛む想いで本井さんいいなと、松本君いいぞと、D輔君そのままで!と勝手に応援しております。

呑みに行きます!あ、観に行きます!!

~村上航さん(猫のホテル)~


マギー。今城だからマギー。なるほどマギー。

稽古中は、とはいえ割りかし穏やかっつうか、こう年齢的な物も考慮した感じで接していただきましてありがとうございましたでしたが、本番に入りますと立ってても座ってまして、ええ眼がね。

がんつと座った眼差しでのダメ出しは、本当に「お前の、貴様の、てめぇの、『ダメ』を、出しています」という迫力がありまして、ええ震えましたし、たまに、拗ねました。いい歳をして。ほほ。

いい歳をした大人を拗ねさすくらい、そのダメ出しには遠慮がなく、そりゃそん時はちょっとぷーっとしたりしましたが、おじさんですけど、ですけどぷーっともするわよ悪かったわねですが、創作と発表に於いて遠慮がない、というのは非常に信頼に足るな、と終えてから思ったので、お付き合い継続。

その後出られてないけど。ごめんください。

浮世企画の栄光とご健勝を祈る次第であります。急に。

狙え!マギーの中のマギー!

~森啓一朗さん(東京タンバリン)~


 

浮世企画の良さって、声高に「ここだよ! ここ、ここ!」って言うようなもんじゃない、というか、とにかく細部に宿っていると思うのです。
だから言葉にすると野暮になりそうで困っています。
例えるなら、なんだろう、ふらっと入った居酒屋、日本酒の品揃えが良い、みたいな……
ここの店長、押し付けがましくなくて良いよね、みたいな……
派手じゃないけど素材を活かした肴が美味い……みたいな。
知る人ぞ知る名店ですが、繁盛してくれたらやっぱり嬉しい(食べログになっちゃった)。

~山脇唯さん~


ムーミン谷で暮らしてそうな風貌の今城文恵氏。

ほんわかした佇まいとは正反対で、役者に求める芝居のクオリティは早くて高い。

演者として参加する時は食らいついていくのが必死で精一杯だけど、だからこそ浮世の作品を観に行く時は

必ずチケット代以上の価値のある作品が観れる。

今回の作品もきっとそうだと言い切れる。

~結城洋平さん(結城企画)~


ダメ人間たちのどーしょーもなさ、でも共感しちゃうところ、ほんとにおかしいなってところ、浮世企画の作品はそこを冷静に見つめてる。

そんで、きづいたら背中をそっと押されてる。

ぎゅーっと抱きしめるんじゃなくて背中をそっと押される感じ。するの。

あと変な人いっぱい出てくるから楽しい。

クセになっちゃうよね、浮世企画。

~四浦麻希さん(KAKUTA)~